2014年1月13日武蔵村山市成人式 手打ちうどん振る舞い(於:武蔵村山市市民会館)



村山うどんの会が毎年行っている、新成人へのうどん振る舞い。
今年は手打ちうどん教室の講師陣と会員うどん店店主さんたちのコラボレーションによる手打ちうどんを振る舞うという初の試み。ずいぶん前から準備を行い当日を迎えました。

新成人にお召し上がりいただくのは継承研究所で試作を重ねてきた紅白うどん。1本1本が紅白模様。紅白のうどん玉を作り、ザブトンの段階で貼り合わせ、延していきます。
写真のお方はこの紅白うどんの商品開発を行った小泉講師。年末年始返上で試作を行ってくださいました。



小泉講師作成の工程表に沿って、集まった店主さんたちと講師たちが作業を進めます。
紅い生地作りと切りの作業は「一休」と「満月うどん」の店主さんがご担当。
色ムラを作らないよう、紅白のバランスを崩さないよう、水回しも延しもとても気を遣うのですが、そこはさすがプロ。難なく、そして豪速で仕上がっていきます。



美しい紅白の生麺が完成!なんてきれいな麺線(^-^)

つゆ、かての仕込みは満月うどんの若女将と大舘講師がご担当。
うどん人同士、初めての共同作業とは思えないチームワークで着々と作業が進みます。うどん玉作りを終えた講師も合流していよいよ盛りつけ開始。



紅白うどんの完成です!
色がきれいに見えるようつゆは淡色に。かての小松菜で緑の差し色を、薬味にはネギと揚げ玉を添えました。
晴れ着を汚すことがないよう、小さく深めのカップにフォークを添えてお出しします。実は食べやすように麺も通常より短めに仕上げています。

今年はもうひとつ初の試みで、村山うどんの会の新商品「一口かて肉まん」も振る舞いました。地粉研究所の中平所長が大きな蒸籠でほかほかの肉まんを準備しました。



式典を終えた新成人の方々がホールから出てくるのを待って振る舞い開始。
声をおかけすると手にとってくださり、つるっとひとくち・・「おいしいですー!」
うれしい(*^-^*)



昨年は大雪のため敢え無く振る舞いを断念。その分今年は手間をかけ、思いを込めて手打ちうどんを振る舞わせていただきました。

晴天の後押しもあって、おかげさまで振る舞い開始から間もなく完配。
寒さ厳しい早朝から設営を行ってくれた屋外チームには本当に感謝感謝です。

初の試みによる紅白うどんは、新成人の方だけでなくご来賓の方々にも好評で、早くも商品化を望む声が聞こえてきたほど。日ごろからチーム力を培ってきたスタッフ全員の力が合わされた賜物だと思います。
すてきですばらしいメンバーに恵まれていることのうれしさを改めて実感しました。

今年度のうどんをお召し上がりいただくイベントはこれが最後。
最後を飾るにふさわしい大成功となりました。
新成人のみなさま、本当におめでとうございました(^-^)





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