2012年度出張手打ちうどん教室

2012年11月10日 ボランティアセンター主催 市民活動講座「手打ちうどんを作ろう」

今回は武蔵村山市のボランティアセンターさん主催の手打ちうどん教室。
市報での募集を見てお申込みくださった方々がご参加くださいました。お子さんとご一緒のお母さんやベテランお母さんたち、そしてお父さんも交じって、幅広い層の方々が集まってのうどん打ちです。

まずははじまりのごあいさつ。ボランティアセンターのセンター長さんから「みなさんで武蔵村山の文化であるうどん打ちを楽しみましょう」とのお話をいただきました。
講師チームは簡単な自己紹介。会で経験を積み講師となった面々は、村山うどんの会の巨匠をはじめ、お店でうどんを出すプロや農家さん、ベテラン主婦までバラエティに富んでいます。

粉に水を合わせます。
この時期の粉は、収穫して間もない新しい小麦を挽いた粉なのでよく香りが立ちます。
大きなダマができないように手早く水を回すのがおいしいうどんに仕上げる第一のポイント。でもここがなかなかに難しいのデス。

うどんといえば、足踏み作業。
踏むほどにコシが出てしまってくるうどん生地をかかとを上手く使ってまんべんなく踏み広げ、たたんではまた踏んで。
生地の表面がなめらかになり、粉と水が十分になじむまで何百回も踏むのです。大変だけれど、うどん打ちには欠かせない大切な工程です。

踏んだ生地を玉に丸めて寝かしたら、次はのす工程へ。
初めはなかなかのびないうどん生地。寒くなると生地がしまりがちで硬くなりやすいので、今回はいつもよりほんのすこし水を多めに、塩は少なめに配合しています。こうした、季節に合わせた加減が難しいところでもあり、うどん打ちのおもしろいところでもあります。


 
切ったうどんをゆでたら盛り付けて、用意したかてとともにお召し上がりいただきます。今回のつゆは豚肉のうま味たっぷりな肉汁。かてはほうれん草。
初めてうどんを打つと、慣れない麺切り包丁を使うこともあって麺線が太くなりがち。今回も極太で食べごたえ抜群なうどんがありつつ、女性らしい細くて食べやすいうどんもあってできあがりはチームごとに様々でした。同じ太さでも食感や味が微妙に違って、うどん打ちの奥深さを感じます。
みなさん「おいしい、おいしい」とお召し上がりくださって本当によかった(*^-^*)
ぜひご自宅でも打ってみてくださいね。

2012年10月25日 武蔵村山市立小中一貫校 村山学園 体験教室

恒例で開催くださっている村山学園さんでの手打ちうどん教室。
児童・生徒のみなさんはもちろん、先生方やPTAの方々もとても積極的に関わってくださっていて、とても活発な雰囲気の中でのスタートとなりました。こちらの暖簾、なんてすてきなんでしょう!
こうして準備くださるお気持ちがとてもうれしくて(^-^)

きちんと身支度を整えて集合。事前の手洗いももちろん完璧!さすがです。
「さすがですね」と講師一同感心。
色とりどりのエプロン、三角布をつけた大勢の姿がそろって、まるでお花が咲いたようですね。

村山かてうどんは一般的なうどんと比べると少なめの水で打つのでうどん玉はちょっと硬め。小さな身体でうどんの生地をのすのはなかなかに大変な力作業です。
「よいしょ、よいしょ」と肩幅の何倍もありそうなめん棒を転がします。おいしいうどんのためにがんばるぞ!

大きくて重い麺切り包丁を持っての作業はオトナに手伝ってもらって。
毎回、はじめて包丁を持つというお子さんもいますが、危なくないように講師やPTAの方々が手を添えつつ、でもできるだけみんなにさわってもらうようにしています。これも体験。包丁はちゃんとルールを守って扱えば便利な道具なのです。

打ち上がったうどんを囲んで、待ちに待ったランチタイム。
うどん打ちは結構身体を使うからもうお腹はペコペコです。
みんなでたくさん打ったうどんはつるつる、もぐもぐとみんなのお腹の中へ。自分で打ったうどんはことのほかおいしいはず(^-^)v
お腹いっぱい手作りのうどんを楽しむひとときになりました。

おいしいうどんを食べたあとは「村山かてうどん」についての学習。村山うどんの会の巨匠が、武蔵村山とうどんについてお話しをさせていただきます。
○どの時代で村山うどんが食べたか?
○有名なうどんはどこか?
○うどんと呼ぶ起源は?なぜうどんと呼ぶのか?
○日本ではいつごろからうどんを食べたか?
○切り麺はいつごろから食べたか?
みんな真剣に聞いてくれてありがとう(^-^)うどんに興味を持って、これからもたくさんうどんを食べてくださいね!

2012年8月22日 青梅ガス女子会主催「親子めんくい教室」

青梅ガス女子会さんの記念すべき初イベントを村山うどんの会でお手伝いさせていただきました。思いのこもった大切な企画、事前の細かな打ち合わせからご一緒させていただいて当日を迎えました。
まだちょっと高い調理台の上にせいいっぱい小さな手を伸ばして、「よいしょ、よいしょ」とうどん玉をこねていきます。がんばれ!

※今回は掲載をご了承くださった参加者の方のお写真のみでご紹介させていただきます。

今度はお姉ちゃんが生地をのしていきます。講師の見本を一度みただけでめん棒使いを習得。手つきがとても様になっています(^-^)
初めてのうどん打ちにふたりともやる気まんまん。お母さんの手助けはいらずとばかり、ふたりでがんばってどんどん進んでいきます。頼もしい!

小さな手にはだいぶん重い麺切り包丁を使っての切りの作業。
ここは講師が手を添えさせていただき安全第一で。
「はい、手に力を入れるよー」
「かたーい!」
「がんばってー」
がんばって打ってきたうどん、おいしく食べられるまであとすこし。

今回は青梅ガスさんのガスコンロを使った、お母さんたち向け天ぷら講座も。
天ぷらをおいしく揚げるのに大切な温度調節はガスコンロの機能におまかせなので、簡単にからりとおいしい天ぷらを揚げることができます。
天ぷら種の下ごしらえの説明のあと、実際にお母さんたちにも海老の天ぷらを揚げていただきました。油の処理がちょっと大変なので家でのお料理ではなかなか手が出ない天ぷらですが、揚げたてのおいしさは格別。ぜひお家でもお試しいただけたらよいなと思います。

天ぷらを揚げている間にうどんがゆで上がり、いよいよ食事タイム。
豚肉のおいしさいっぱいの肉汁とかての天ぷらを囲んで。
天ぷらは、お母さんたちと揚げた海老のほか、青梅ガス女子会のみなさまにもお手伝いいただいて仕上げたかぼちゃととうもろこしの天ぷらの計3種。野菜は地元産・青梅のものを使いました。


「おいしい!」
言葉といっしょに見せてくれた笑顔、なんてうれしいんでしょう(*^-^*)
次々と箸がすすんで、たくさんのうどんはどんどんお腹の中へ。途中、ほかのテーブルのうどんと交換っこもしたけれど、「やっぱりわたしたちのうどんがいちばんおいしい!」。そうだよね(^-^)


夏休みも終盤となったこの日、わたしたちもとても楽しいひとときを過ごさせていただきました。
ご一緒させていただいた参加者のみなさま、そしてすてきな機会をくださった青梅ガス女子会のみなさまに感謝いっぱいの夏の一日でした。どうもありがとうございました。

2012年6月30日 武蔵村山市立第五中学校「五中フェスティバル」体験学習

うどん作りの準備開始。
PTAの方々にもお手伝いいただき、てきぱきと材料の計量や道具のセッティングが進んでいきます。
生徒さんたちをお迎えする時間まで、さぁいそげ〜。


調理室で準備が進んでいるそのころ、体育館では開会式が行われていました。
この「五中フェスティバル」の開催にあたって、地域の方と交流を図る、そして地域で共に歩むとの話がありました。われわれ村山うどんの会の活動と同じくする思いに共感。すてきです。

生徒さんたちをお迎えして、いよいよスタート。
集合したらまずは手洗い。
衛生管理は学校で徹底されていることもあって、みなさんちゃんと“正しい手洗い”。


はじめに村山かてうどんのこと、これから行う手打ちうどんのことを説明させていただきます。
真剣にお話をお聞きくださる生徒さんたちのお姿に、講師から「さすが五中生」との声も。毎年たくさんの生徒さんにご参加いただいて、感謝、感謝です。

うどんの生地を延します。
んんっ、うどん職人さんさながら、なかなかの手つきです。
これはおいしいうどんに仕上がる予感。



重くて大きな麺切り包丁は初めてな生徒さんも多いけれど、そこは中学生。ちゃんとひとりで切ります。包丁を持たない方の“猫の手”もちゃんと守って。
班のみんなが交替でトン、トン、トン。
人によっていろいろな太さのうどんもまた個性。さて、お味はどうかな。

茹であがったうどんを囲んで「いただきます!」
自分たちの手で打ったうどんの味は格別。
「おいしい、おいしい」の声の中、うどんはつるつるあっという間にみなさんのお腹の中に。


最後のあいさつもしっかりと。
立派な“感謝のことば”とともに、元気な声と笑顔のおすそわけをうれしくいただきました。
温かな出会いにわたしたちも感謝。どうもありがとうございました。
町で出会ったらぜひ声をかけてくださいね。

2012年6月23日 自立生活支援センター「障がい者 手打ちうどん教室」

粉に水を廻し、手の中でだんだんとひとつにまとまっていくうどん生地についつい見入ってしまいます。




生地を延すのはなかなかの力作業。
手にしためん棒にぐいっ、ぐいっと力を込めながら広げていきます。




「包丁を持たない方の手は“猫の手”にしますよー」
いつものお約束ごと。安全・安心、そして楽しいうどん作りがモットーです。



一本、一本、慎重に麺を切っていきます。ココはちょっと緊張のひととき。
はじめての大きな麺切り包丁はなんだかコワいなぁ・・そんなときには講師がそっと手を添えさせていただきますのでどうぞご安心くださいね(^-^)

「あれー、麺がつながっちゃってるー!」
はじめてのうどん作り、そんなときもあります(笑)
切った麺をほぐしてゆでる準備は万端。



鍋のまわりに集まってみんなでゆで加減を確認しながら仕上げました。
水できりっと締めたうどんを器に盛りつけて、かてと一緒に食卓へ。
「いただきます!」
たくさんゆでた手打ちうどんに「おいしいおいしい」と箸が進みます。
ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。



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