2013年度出張手打ちうどん教室 〜その4

2014年3月1日武蔵村山市立第四中学校区「食育・調理講習会」




こちらも年中の恒例行事として毎年開催くださっている食育・調理講習会。武蔵村山四中校区内にお住まいの老若男女、幅広い層の方々がご参加になっての手打ちうどん教室です。

近ごろ当会の会長もよく口にすることなのですけれど、この1〜2年で継承研究所の在り方が大きく変わったように思います。
こうして出張教室に出向いたとき、その時々の会場によって設備も備品も全く違うので戸惑うことも多いのですけれど、日ごろ常にいっしょに過ごしているわけではない講師・スタッフたちの阿吽の呼吸ぶりがなんだか急に加速している気がして。

われわれがともに活動してきた8年間の礎は確実に築き上げられているんだなと思うこのごろです。



昨年に続いて今回もご参加くださった方も何人かいらして。はじめての方も、経験済みの方もみんないっしょに、おなじうどん玉にふれるひととき。同じ地域に住む方たちのコミュニケーションの場になっていたらよいなと思います。

講師隊長の西井が配膳の準備中。
村山うどんの会以外の地域活動でも忙しい中、継承研究所の牽引役として長いこと、明るく楽しく、そしてときに厳しく携わってくれています。講師も後方支援もなんでもこなすマルチタレントぶりが頼もしい貴重な存在。

できあがったうどんを先生方もごいっしょにみなさんで試食。
まだすこし肌寒い中、温かな肉汁でいただく村山かてうどんは、きっとみなさまのカラダにしみじみと沁みてくれたことでしょう。

今回の講習会で2013年度の継承研究所の事業はすべて終了。
年々増える開催数をチーム力で乗り切り、走り続けた1年間でした。
ともにがんばった講師・スタッフのみなさんはもちろん、そのご家族のみなさま、ご支援・ご協力くださった地域の方々に心からお礼を申し上げたいと思います。

1年間ほんとうに、ほんとうにどうもありがとうございました。
おかげさまでたくさんのことを学び、生み出すことができた2013年度でした。これからも武蔵村山のために活動を充実させ、尽力して参りたいと思っておりますので、引き続きのご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

2014年2月24日武蔵村山市立第一小学校「手打ちうどん教室」




世間ではインフルエンザが大流行。
そんな中、ご多分にもれず相次ぐ、講師・スタッフからのインフルエンザ発症→欠席の連絡。この日も前日、そして当日朝まで欠席の連絡が続いて大ピンチ!

一時は万事休すで途方にくれたのですけれど、そこに奇跡が。
会員店の店主にスタッフさん、講師のご家族の方々がかけつけてくださって、無事に開催の運びへ。

プロのうどん店さんたちなので腕もちろん確かなれど、それに加えてすばらしいのがその講師ぶり。はじめてという店主さんもいたのですけれど、そんなことは微塵も感じさせない、子どもたちの気持ちもがっちりつかみつつの安定した講義進行で。
当会会員店さんたちの層の厚さを改めて実感したのでした。



これ、内輪の話で申し訳ないのですけれど夢の競演なのです。
一休、村山満月うどん、笑乃讃の店主・若女将・スタッフさんたちのそろい踏み。こんな光景が見られるなんてまさに夢のようなことです。私はみなさんの華麗な技が気になってテンションがあがりっぱなし(笑)

できあがったうどんを口に運ぶ子どもたちと、それを見守る店主さん。お忙しいなかかけつけてくださったわけですが、お店とはまた違った「食」のシーンをお楽しみいただけたようでちょっとひと安心。

おいしくうどんを食べたあとは、教室に移動しての座学講義。村山かてうどんについてのお話をさせていただきました。
お子さんたちは、いまさっき自分たちで作り、食べた郷土料理のことなせいかみんな熱心に話を聞いてくれて、積極的に発言もしてくれました。
後日届いた子どもたち直筆のお礼のお手紙は、心のこもっていることが強く感じられる、自分の言葉でしっかりと書かれたすてきなものばかりでした。
われわれの思いが届き、伝わったような気がしてとてもうれしいことでした。

村山うどんの会の仲間たちの温かさが身に沁み、感動で胸が熱くなる今回の出張うどん教室。この事業をやってきて、そして村山うどんの会に身をおいていてほんとうによかった。そう思う1日でした。みなさん、ほんとうにどうもありがとうございました!

2014年2月3日,4日,10日武蔵村山市立第十小学校「手打ちうどん教室」




毎年開催させていただいている武蔵村山十小さんでの手打ちうどん教室。例年は2日間の開催なのですが、今年はクラス編成の関係で3日間の開催となりました。

2月は継承研究所の事業が数多くある超繁忙期。
それに加えての直前の大雪で講師の欠席が続出・・さて困ったと涙目でいたところに、会員店や地域の方たちが気持ちよくヘルプを申し出てくださって。
かけつけてくださったみなさまのお姿に感激のワン・シーンでした。

そしてこちらの武蔵村山十小さん、当会の中では毎年かわらずに続いている保護者の方たちのすばらしいサポートが感激ポイントのひとつ。
積極的にご参加くださり、お声がけくださいながら率先してチカラをお貸しくださるお母さん方の存在に助けられつつの開催なのです。ほんとうにありがたいことです。



先日手打ちうどん教室をさせていただいた西部地区おやじの会さんからも役員さんたちがお手伝いにかけつけてくださいました。武蔵村山十小はおやじの会さんの活動拠点の校区内なのです。

うどん打ちもそうですが、なにしろみなさんこちらにお子さんが通われていたお父さんたち。「荷物は下の棚にしまってー」「ほらそこ、話はちゃんと聞くよー」なんて、日ごろから何かと接する機会が多いお子さんたちの相手は慣れたもののようで(^-^)
学校内のことももちろん勝手知ったるで、会場の設営から実習中のアクシデント対応など、うれしいばかりのフットワークの軽さで助けてくださいました。
もう、言葉にならないくらいの感謝感謝。

そして今回は会員店「村山満月うどん」の店主と若女将が講師として初参加!
村山うどんの人気店店主が講師だなんて、私が受講生になりたいくらいでした。
それは見事な手さばきでお手本をお見せくださって、子どもたちも目が釘づけです。



近ごろ流行りのミミの型抜き。これがほんとうに盛り上がる(笑)
数回試してみましたが子どもたちの笑顔があまりにすてきなので、さらにいくつか買い足したところです。今後も折にふれてコンテンツに加えていきたいと思っています。

自分たちの打ったうどんにどんどん伸びる箸。
午後からの実習でみんな給食を食べたあとなのだけれど、あっという間の完食で「もっと食べたーい!」の声も(^-^)
子どもたちの笑顔にはいつも元気をもらいます。

アクシデント転じて新しい出逢いや仲間、試みまでが生まれた3日間。そろそろ今年度の事業も終わりに近づくころ、うれしさや感動とともに新たな可能性が訪れた今回の武蔵村山十小のうどん教室なのでした。
ご協力くださったみなさま、心よりお礼申し上げます。
ほんとうにどうもありがとうございました!



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